2008年03月04日

三菱電機が携帯事業から撤退

日本の携帯電話機メーカーに淘汰の波

国内の携帯電話機メーカーに再編・淘汰の波が押し寄せてきた。1
月に三洋電機が携帯電話事業を京セラに売却すること決めたのに続
き、三菱電機が3日、同事業からの撤退を発表。日本には携帯電話
メーカーが10社あるが、大半は海外市場に足場がなく、国内市場
でひしめいている。ただ、頼みとしてきた国内市場も今後は需要の
頭打ちが見込まれ、中・下位メーカーを中心に抜本的な戦略見直し
を迫られるケースが増えてきそうだ。
三菱電機の携帯電話の2007年度出荷見込みは210万台だが、
7年前の2000年度は現在の9倍近い1850万台を出荷。うち
海外への出荷台数は1150万台に上った。調査会社ガートナー・
ジャパンのアナリスト、光山奈保子氏は「三菱電機は、2000年
から01年ごろはPDA(携帯情報端末)型の機種などで特徴を出
していたが、その後、開発期間が早く低コストの韓国メーカーが台
頭し、対抗できなくなった」と振り返る。
gooニュース

日本の携帯電話市場は、NTTドコモの「iモード」に代表される
ネット接続サービスが世界でいち早く普及し、カメラ付き端末の利
用でも先行するなど、技術では世界をリードしてきました。日本メ
ーカーによる海外戦略の失敗の原因については、技術が良ければ海
外でも受け入れられると考え、デザインや携帯電話の文化的な側面
など、各国の事情にあった現地化がおろそかになったことだと言わ
れています。今や、世界の携帯電話機市場において日本メーカーの
存在感は極めて薄く、米ガートナーの調査によると、2007年の
販売実績はフィンランドのノキアが4億3545万台、米モトロー
ラが1億6430万台、韓国サムスン電子が1億5454万台だっ
たのに対し、日本メーカーで首位のシャープの07年度出荷見込み
は1550万台と、サムスンの10分の1の規模にとどまっていま
す。こうした背景により、この狭い国内市場で携帯電話メーカー1
0社が争っている訳ですが、これはいくら何でも多すぎですよね。
さらに、携帯電話の契約数は昨年末に1億件を初めて突破するなど、
飽和状態に近づきつつあるうえに、各通信事業者は、端末価格を高
くする代わりに通信料を下げるプランを導入し始めたため、消費者
の買い換えサイクルは長くなると予想され、携帯電話メーカーにと
っては、ますます厳しい状況となりました。
そんな中、先日発売されたディズニー・モバイルは売れ行きが好調
のようです。この商品はデザインよりも顧客の心を掴んだディズニ
ーならではのサービスや機能があるからこそ売れるのでしょうね。
今後、携帯電話市場での生き残りを賭けて、各メーカーがどのよう
な戦略に打って出るのでしょうか?
posted by 麻美のこのニュースは要チェックだよ at 15:02| ニュース