2008年05月21日

<ガシャポン訴訟>バンダイナムコに賠償支払い 鹿児島地裁

この判決には驚きました。原告側弁護士によると、玩具の誤飲でメ
ーカーに製造物責任を認める判決は異例とのこと。判決によると、
男児は02年8月、プラスチック製の球状カプセル(直径40ミリ)
を誤飲し、約30分後に除去したが、低酸素状態などによる脳障害
で自力で体を動かせないなどの後遺障害が残ったようです。同社は、
日本玩具協会作成の安全基準が3歳未満対象の場合に直径31.8
ミリ以上と規定していることを挙げ「安全基準を満たし、誤飲の危
険はなかった」と主張したが、高野裁判長は「3歳未満の幼児でも
開口時の大きさが4センチを超えることは珍しくない。事故防止に
は基準の直径では不十分」と指摘。構造上の欠陥については「のみ
込んだ場合に備えて取り出しやすくするため、角形にしたり、気道
確保のための穴を複数設ける設計が必要だった」などとしました。
判決は損害額を7954万円と算定。両親が事故防止の注意義務を
果たしたとはいえないとして、同社の責任を3割としたようです。
Yahoo!コメント欄では、親の責任を問う声が多く挙がっています。
私も同感です。裁判長は両親が注意義務を怠ったことも認めている
とはいえ、日本玩具協会作成の安全基準を満たしているにも関わら
ず、まだ注意が必要という判決なんですね。これでは他のメーカー
も自社の商品を見直す必要が出てくるかもしれませんね。バンダイ
は「判決文をよく読んだうえで控訴するかどうか、検討する」とし
ています。ちなみに、国民生活センターと同社によると、98年以
降カプセルの誤飲事故は今回の1件のみ。07年に同種の玩具は同
社で1400万個生産されたということです。

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「ガシャポン」などと呼ばれる玩具入りカプセルを誤飲し、重度障
害を負った鹿児島市の男児(当時2歳10カ月)の両親らが、製造
物責任法(PL法)に基づき、製造元のバンダイナムコゲームス(
東京都)に約1億800万円の損害賠償を求めた訴訟で、鹿児島地
裁は20日、同社に約2626万円の支払いを命じた。高野裕裁判
長は「安全性を欠いていた」と構造上の欠陥などを認定。玩具の大
きさを定めた業界団体の基準見直しを迫る判断となった。
Yahoo!ニュース
posted by 麻美のこのニュースは要チェックだよ at 14:28| ニュース